笠置町 探られる里プロジェクト

担当者:山崎、西上、丸山、大川、佐谷、宮脇、藤原、井上、西﨑、中尾
場所:京都府相楽郡笠置町
工期:2013-2016
WEB:笠置町役場

日本で2番目に人口が少ない町

京都府相楽郡笠置町は、京都府南端に位置し、大阪から電車で約1時間、奈良から約30分の距離にあり、都会からのアクセスは比較的良好な場所です。しかし、人口減少が激しく、現在の人口は府下で最も少ない1,363人となっています。また、全国の町の中で人口が2番目に少ない自治体です。(2018年6月1日現在)人口減少や高齢化、それに伴う農業や観光業の衰退という課題に対し、交流人口の拡大と耕作放棄地の再生、活用の取り組みへとつなげていくため、まず町外の視点を取り入れた地域資源の見直しと魅力の発信が求められていました。

町内外の人が協働し「笠置のイカした生き方帖」を作成

このような課題を解決するために2013年11月にスタートした「笠置町探られる里プロジェクト」とは、笠置町内外の人が協力し、新たな視点で見つけた町の魅力や資源を、冊子にまとめるプロジェクトです。冊子をまとめるにあたっては、年齢も興味も様々な参加者が集まり、町を歩き、住民に話を聞きながら、笠置の隠れた魅力を発見しました。2013年11月から2014年1月まで、5回のワークショップを重ねる中で見えてきた笠置の魅力の根底にあるのは、一言でいうと「いかす」精神でした。自分に環境を合わせるのではなく、神様の宿る自然をできるだけ「活かした」暮らし。まわりと支え合いながら、人や物を「活かしていく」知恵。そんな控えめだけれど「イカしている」暮らし方、生き方を紹介する冊子として「笠置のイカした生き方帖」をまとめました。2014年3月には、冊子の完成お披露目会として、お世話になった笠置町の住民を迎え、プロジェクトの報告後に、参加者が各地域を紹介する「笠置ツアー」を開催しました。

発掘した魅力を活かした活動の展開

冊子の完成後は、発掘した魅力を活かした様々な活動が展開されました。2015年は、町内外の住民が協働で「かさぎカッサイ−活祭−」というイベントを開催。2016年は、町内の空き家や、駅舎の空きスペースを活用した活動拠点づくりに向けたアイデア会議が開かれました。現在では、駅舎の一部がリノベーションしてカフェとして活用されるなど、魅力をイカした活動が日々進化し続けています。


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