草津川跡地整備事業

担当者: 山崎、醍醐、村岡、林、太田、森津
場所: 滋賀県草津市
工期: 2012~
WEB: 草津川跡地整備事業

まちよりも高い位置に流れる「天井川」

琵琶湖に隣接し、東海道と中山道が分岐する宿場町として栄えた滋賀県草津市。市内を東西に流れる旧草津川は、まちよりも高い位置を流れる「天井川」として全国的に有名でした。川としての役割を終えた今なお、跡地として広がるその空間は、草津市を横断する都市の軸として、市民の日常生活に密接した、草津を語る上でなくてはならない場所として位置づけられています。

人と人をつなぐガーデンミュージアムへ

草津川跡地整備プロジェクトでは、跡地空間を市民活動の空間として整備し、「ガーデンミュージアム」というコンセプトのもと、まちなかと琵琶湖をむすび、人と人をつなぐ魅力的な空間づくりをすすめています。平成24年に跡地空間を市民とともに考えるワークショップを開催し、空間デザインに反映しました。また、平成26年には将来の跡地での市民活動のコンセプトを話し合うワークショップがスタートし、市民活動の愛称「くさねっこ」が話し合いの中から生まれました。跡地空間の完成前から、空間デザインを考え、跡地での市民活動について話し合いを進め、市民が末永く利用する空間づくりを進めているところが、このプロジェクトの大きな特徴と言えます。

跡地での市民活動を支えるしくみづくり

平成27年からはこれから市民活動をしたい、活動を始めたばかりの人を対象に学びのあるワークショップ「くさねっこカレッジ」を開催しました。毎回講師による市民活動を始めるのに役立つレクチャーがあり、参加者同士楽しくスキルアップ。これからの活動に向けてチームが結成されました。
今後は、跡地での活動のルールづくりや社会実験を重ね、活動主体やコーディネーターの育成など、市民活動を支えるしくみづくりを進めていきます。跡地空間が草津駅前や周辺の商店街など人々の集う拠点をつなぎ、草津市ににぎわいをもたらす空間となるよう、市民、行政、事業者が連携した取り組みが続いていきます。


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