美里町まちづくり

担当者: 醍醐、洪、落合
場所: 埼玉県児玉郡美里町
工期: 2014〜
   

都市近郊の美しい農村風景が残るまち

美里町は東京から電車で2時間圏内というアクセスが良い一方で、中心に広大な農地を持ち、美しい農村風景の残る町です。おいしいお米や野菜のほか、豚や牛などの畜産物、ブルーベリーなどの果樹等もあり、さまざまな農畜産物が育つ豊かな土地です。しかし、近年は人口減少と少子高齢化が進み、様々な地域の課題が生まれています。美里町が、町民1人ひとりが誇りを持って住み続けたいと思えるまちとなるためには、まちの資源を発掘・活用し、地域の課題を解決する取り組みを生み出し、地域を再生していく必要がありました。
studio-Lは2014年から「美里町地域再生計画〜美しの里プロジェクト〜」の策定を中心としたまちづくりに関わることとなりました。

美しの里プロジェクト

美里町の地域再生計画は、現在検討されているスマートインターチェンジとアクセス道路の整備をきっかけとした、美里の「顔」となる拠点施設の整備(ハード)と、その施設での地域資源の活用・課題解決の取り組み(ソフト)を中心に置いた、10〜20年後を見据えた地域資源の活用による課題解決のまちづくり計画です。この計画を策定するにあたり、地域資源の調査や町民のみなさんへのヒアリング調査のほか、町民と、外の視点を持った都心部の学生を中心とした町外者を対象に「みさとみらいカフェ」として住民参加型のワークショプを行い、先進地視察も交えながら意見交換を行い、計画案をまとめました。またワークショップで出された意見へのアドバイス・新たな視点の取り入れとして、地元関係団体、有識者を含めた「地域再生計画策定委員会」を組織し、策定を行いました。

若者がまちについて考える「みさとみらいフェス」

三村合併60周年・町制施行30周年を迎えた2014年は、計画策定の中で生まれた取り組みを、試験的行い、記念イベントとして行うことにしました。ワークショップの中で出た「若者が町外に出てしまう・町内で若者が楽しめ、交流できる場所がない」といった解決のひとして、若者が集まり「美里町のみらい」を話し合う「みさとらフェス」を開催することとしました。この企画はワークショップに参加した、若者と町内のお母さんたちが実行委員となり当日まで企画準備を行いました。フェスの目玉の一つ、美里町産の農産物を使ったスムージーづくり体験は、当日参加した人たちが話し合うきっかけづくりにもなりました。美里町は現在、持続可能なまちづくりにむけて、策定された計画の推進に取り組んでいます。


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