福井まちの担い手づくりプロジェクト

担当者: 山崎、醍醐
場所: 福井県福井市
工期: 2012〜
WEB: 「ふく+」(FUKUTAS)

個性的な面々が集った「まちの担い手づくりプロジェクト」

北陸の中核都市である福井市では、人口減少や空洞化などの駅前商店街地区が抱える課題に対して、地元のTMO「まちづくり福井株式会社」を中心に、起業支援やイベント開催などの取組を進めてきました。この流れに加えて、2012年より市民自身が駅前のにぎわいづくりを進めるための担い手を発掘・育成するためのワークショップが始まり、studio-Lが講師役としてお手伝いさせていただくことになりました。この「まちの担い手づくりプロジェクト」では、地元の建築家やグラフィックデザイナー、大学教員、公民館主事、商店主、そば職人、大学生、市や県の職員、NPO職員、茶道家、飲み屋のお姉さんなど、多様で個性的なメンバーが集まったことが特徴です。

3回のワークショップで生まれた「きちづくり福井会社」

ワークショップでは毎回活発な議論が展開され、6つのチームが個性的なプロジェクトを展開していくことになりました。また、ワークショップの3回目には、メンバーが自主的にプラットフォームとなるグループ「きちづくり福井会社」を立ち上げました。商店街の空店舗を拠点とし、駅前商店街エリアでの自主企画や活動支援をスタートさせました。毎月開催される定例会「キチバル」は、新栄商店街のアーケードに机を並べて夜通し語り合います。これらのプロジェクトは、メンバーにデザイナーも多いことが手伝って楽しく・センスが良いものになっていることも特徴です。

1年半で福井市まちづくりセンター「ふく+」の運営母体に

短期間で多くの活動を生み出してきた福井の取組みですが、「まちの担い手づくりプロジェクト」のスタートから1年半後には、福井市のまちづくりセンターの委託運営を「きちづくり福井会社」が担うことになりました。商店街の空き店舗を自分たちで改修し、中心市街地の市民活動の拠点として、さらに魅力的なプログラムを展開しています。「きちづくり福井会社」はNPO法人格を取得し、6つのチームの活動も進化を続けています。さらに勢いを増す福井の取組みにこれからも目が離せません。


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