今治市みなと再生プロジェクト

担当者: 山崎,神庭
場所:

愛媛県今治市

工期: 2012〜

今治港が生まれ変わります

「交通」の港から「交流」の港へ。この言葉を大きなテーマに掲げて、今治市では港を改修する計画が進んでいます。これまで物流の拠点として機能してきた「今治港」は、その機能を隣の港へ移し、今治港を「交流」の港へと成長させると同時に、港を起点として新しい市民の誇り(シビックプライド)を生みだす場として活用する計画が進んでいます。完成は平成30年という長期のプロジェクトです。現在、設計が終り平成25年から工事に取り掛かり始めています。

港をにぎやかにするコンテンツづくり

studio-Lが計画に関わり始めたのは、平成24年からです。すでに、プロジェクトで港を舞台に活動する市民団体として組織された「ICPC協議会」から声をかけていただき、一緒に取り組みを進めています。まず、始めたのは、港をにぎやかにする多数のコンテンツ(プログラム)を組み立てることです。8回のワークショップを経て、24のコンテンツが生み出されました。地域の特産品を生み出すコンテンツや、しまなみ海道の自転車プログラムとの連携するコンテンツなど、多様な内容が生まれ、冊子として取りまとめています。計画された、プログラムを実行していくには、もっとたくさんの市民の方々と取り組みを進めていくことが求められます。そこで、3度にわたるイベントを開催して、自らの取り組みを紹介するとともに、一緒に行動を起こしてくれる仲間を募りました。

海の駅ワークショップ

仲間集めと並行して、24のコンテンツを実行していくことにも取り組んでいます。今治ならでは食材を集めて作った「今治みなと弁当」、子どもと一緒に手作り船をつくるワークショップ等、多様なプログラムが「みなと」や「まちなか」で実施されています。「みなと」との関わりが広がっているのは、市内の方々だけではありません。平成24年度は、今治出身の大学生を帰郷してもらい、一緒に港に設置されている海の駅の新しい使い方を考えるワークショップを開催しました。現在は東京に九州にとバラバラになっていますが、同郷というつながりがこれほど強いのかと感じさせられるようなチームワークを学生たちは見せてくれました。この取り組みは今後も引き続き、続けていく予定です。


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