福山市中心市街地
賑わい創出活動支援事業

担当者: 山崎,西上,出野,内海,宮脇,赤松
場所:広島県福山市
工期:2012〜
WEB:フクノワ

中心市街地の活性化

広島県福山市は、岡山県とのほぼ県境に位置する、鉄鋼業を主幹産業として発展してきた人口約46万人の地方都市です。しかしながら、郊外型のライフスタイルが浸透することで、中心市街地である駅前の商店街から多くの店舗が失われていきました。また、駅前の大型商業施設も相次いで撤退を決め、中心市街地としての機能の低下がますます深刻化しています。そこで、市民との協働による持続的なまちづくりに取り組むことで、かつての賑わいのある空間の再生を目指しています。

100年後の未来を一緒に考える -福山の未来づくりワークショップ-

2012年7月より、市民の皆さんとともに今後の福山について考える「福山の未来づくりワークショップ」を開催しました。全6回のこのワークショップには約60名の市民が参加しています。福山の「魅力」と「課題」について考えたり、フィールドワークを行ったりしながら、福山の中心市街地で「何ができるか」「何をしたいか」を考えていきました。その中でいくつかのアイデアが生まれ、そのアイデアを実験するための社会実験へとつながっていきました。

意欲のある若手市役所職員「F-net」

今回の取組みには、13名の若手市役所職員が参加しています。課も異なり、通常業務も異なる彼らが、中心市街地活性化という目的のもとに集まり、studio-Lと協働しながらワークショップを運営しています。ファシリテーターとしてワークショップに参加することで、参加者である市民との間にも今までにない強いつながりが生まれています。

未来へとつながっていく「フクノワ」

2012年12月、福山市の中心市街地を舞台とした、市民によるまちなか活動「フクノワ」を開催しました。「フクノワ」とは、まちなかに賑わいを生むための新しい市民活動のことです。第1回目はワークショップ参加者を中心に実施しました。「空き店舗」「大型施設」「通り」「広場」「情報発信」の5チームに分かれ、それぞれのチームが独自の活動を展開しました。空き店舗を活用し参加者の話に耳を傾ける「まちかどの聞き屋さん」。映画館の1階にある元コンビニとして使われていたスペースを活用しながら、まちなかの映画館のあり方について考える「はらっぱ」。商店街にベンチを出すことで、お店とお客の語らいの場を生み出す「しゃべって、すわって、あったまローズ」。広場で展開する参加型アートプロジェクト「掌(たなごころ)project」。そしてこれらの活動を魅力的に伝えていくための情報発信活動。この5つの活動をきっかけとし、仲間を増やすことで活動の「ワ」を広げながら、今後も「フクノワ」の活動は継続して行われていきます。


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