栃木県観光地人材育成事業

担当者: 山崎,岡崎,醍醐,西上
場所:

栃木県

工期: 2011〜2012

観光まちづくりを支えるコーディネーターの育成

栃木県観光交流課から委託事業で4名の観光まちづくりコーディネーターを育成しました。 観光まちづくりとは、観光という手法を使ったまちづくりのこと。地域外の人たちとの交流を通して、自分たちの地域の魅力を再確認し誇りを回復したり、特産品開発やツアー開発などいわゆる外貨(地域外からのお金)獲得し、経済的自立を目指すなど、まちづくりをする際のアクションの一つとして観光という視点は非常に重要です。

一方で、既存の観光分野においても、今までの物見遊山、団体旅行という高度成長期に見られた旅行のスタイルから、その地域ならではの文化や歴史を体験・実感するものに大きく様変わりしてきており、いかに観光業者ではない地域の人々と一緒に協働体制が作れるかなどが課題になってきています。 まちづくりの現場と観光業の現場の両サイドから、その中間地点の観光まちづくりという分野に歩み寄っている、そんな時代と言えるかもしれません。 そんな背景からもわかるように、観光まちづくりを実施していくには、まちづくりに関しての知識と観光というコミュニケーション型の商品づくり、マーケティングの知識の両方が必要になってきます。

今回の人材育成研修では、まちづくりの担い手を生み出すコミュニティデザインの基本的な技術と地域資源を生かした観光商品の生み出し方、また地域経営の中で必要となる行政や企業、NPOとの協働に関しての知識の獲得もできるカリキュラム構成としました。 OJT、OFF-JTを合わせた人材育成プログラム まちづくりの基本となるコミュニティデザインの技術に関しては、基本的な内容を弊社スタッフにより座学で学んだ後、栃木県真岡市で行っている「観光ネットワーク事業」のファシリテーターとして実践的に研修を行いました。それらをフォローする形で、OFF-JTとして、ファシリテーション基礎講座やプロジェクトマネジメント講座なども受講しています。 また、観光という分野では、地域ブランドづくりや先進地視察として島根県海士町の商品開発の現場に行くなど、実践者からのレクチャーを中心に実施しました。最終的には、4人中2名がstudio-Lで引き続き働き、1名は地元でまちづくりコーディネーターとして活躍しています。


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