笠岡諸島こども振興計画

担当者:山崎,岡崎,神庭,西上,曽根田,井上,岡本
場所:岡山県笠岡市笠岡諸島
工期:2009〜
WEB:NPO法人かさおか島づくり海社

子ども島づくり会議の開催

岡山県笠岡市の沖に位置する笠岡諸島は、高島、白石島、北木島、飛島、真鍋島、六島の7つの島があります。少子高齢化、島内・各島間の交流の少なさなどの課題を抱えたこの地域で、studio-Lは住民自身による島の持続可能な運営、町づくりの担い手の育成、住民のやる気の醸成などを実現するための仕組みづくりをしました。 各島を周り、島民を対象にヒアリングを行った結果、若者や女性からは、笠岡諸島の未来を語る場がほしい、大人・子ども問わず教育に力を入れたい、島内や笠岡諸島が一丸となれるものを見つけたい、という意見が多く聞かれました。 

子ども笠岡諸島振興計画の策定

島の将来を担う子どもたちの純粋な視点から笠岡諸島の10年後の未来について話し合う場として「子ども島づくり会議」を開催しました。全5回の会議には、各島から計13名の中高生が参加し、島の魅力と悩みや10年後の島の未来について話し合いました。さらに、他地域の事例を参考に笠岡諸島ならではの島づくりのアイデアを出し合った結果、地域の公会堂を利用した地域密着型コンビニエンスストア「サークルM」や、廃校になった小学校の利活用、各島の子どもたちが交流するキャンプ、島の魅力を伝えるツアーなど、笠岡諸島全6島に対し一つずつ提案が生まれました。

会議の最終回では、約70名の大人たちの前で、子どもたちが6つのアイデアを演劇形式で発表しました。 これを受け、今度は大人たちが笠岡諸島の未来のためにできることを話し合う「島みらい会議」を開催。会議では、子どもたちの提案を具体化するための方法が話し合われました。 これらの結果は、「子ども笠岡諸島振興計画」として一冊にまとめました。子どもたちが10年後島に帰って来た時に見返してもらうことを想定した冊子には、笠岡諸島の魅力と悩みや子どもたちが考えたアイデアが盛り込まれています。

笠岡諸島では現在、子どもたちの提案を実現するための動きが各島で生まれつつあります。「子ども笠岡諸島振興計画」づくりが、島の人々が一丸となって、笠岡諸島のよりよい未来をつくるための活動のきっかけとなっています。

 


COPYRIGHTS © studio-L ALL RIGHTS RESERVED.