インタビュー

OPEN JAPAN

 

3月11日に発生した東北大震災。未曾有の災害によって多くの困難に見舞われている被災地に対し、私たちができるはいろいろあります。OpenJapanは、みなさんの時間と、アイデアや知識を少し提供していただくことで、東北の支援につなげようとするものです。

地球を3回まわってアイデアが練り上げられる!

OpenJapanは、世界の各都市が交替でアイデアをブラッシュアップし続ける、72時間の耐久リレーワークショップです。4つのタイムゾーンに分かれた各都市が6時間ごとのシフトを組み、東北の震災復興のためのアイデアを丸3日間にわたり話し合います。1つの都市のシフトが終われば次の都市に引き継ぐ。これを3回繰り返した24時間後、各都市でブラッシュアップされたアイデアが最初の都市、東京に帰ってきます。そこから再びディスカッションがスタートします。72時間後、地球を3周し、練り上げられたアイデアは、オープンソースとして公開され、東北の復興に役立てられます。

建築、デザインの新たな可能性を探る3日間

震災発生から3ヶ月近くが経った今も、被災地は多くの課題を抱えています。そしてその多くは何を建てるか、何かをつくるか、といった物理的な復興以前の問題、つまり精神面、経済面の課題が大半です。こうした現状に対して、建築やデザインにできることは何でしょうか?世界の都市をつなぎ、その可能性について話し合う3日間にしたいと思います。

あなたの参加がアイデアを膨らませる!

ディスカッションは日本からスタートします。多様な国や地域のいろいろな知識、スキル、バックグラウンドを持った人々の参加によって多様で奥深いディスカッションが可能になります。あなたもぜひ世界をつなぐリレーワークショップにご協力ください。あなたの参加が豊かで実効性の高いソリューションが生み出すのです。

体験してください。「参加できる展示」

本ワークショップはstudio-L展「コミュニティ・デザイン」の会場で開催されます。つまり、今回のワークショップは「参加できる展示」にもなっているのです。様々なソーシャルデザインのプロジェクトが展示される会場で、あなたも実際のプロジェクトに参加してみてください。

  

ワークショップへの参加の方法

ワークショップへの参加方法には3つのパターンがあります。会場でみっちりでも、自宅や外出先から気軽にでも参加できます。ぜひたくさんのみなさんのご参加お待ちしています。

1.テーブルワークショップで発言する(席は7席ご用意しています)
2.ポストイットに自分の意見やアイデアを書き残す
3.Twitterでつぶやく

1、2での参加をご希望の方はこちらをご覧ください。

日時

1日目 6月10日(金) リサーチ

被災地の現状を知る。可能性と課題を抽出する。

2日目 6月11日(土) プロトタイピング

提案の原型を生み出す。

3日目 6月12日(日) リアライゼーション

アイデアの実現可能性を検証する。

参加都市

タイムゾーン1:東京
タイムゾーン2:チェンマイ、モスクワ
タイムゾーン3:ベルリン、マドリッド、トロント、パリ、リスボン
タイムゾーン4:ニューヨーク、カンザス

 

主催

OpenSimSim

ドイツで誕生した建築のオープンソースネットワーク。
すべての人が建築や都市計画のデザインプロセスに関わる機会を生み出すことを目的にしている。
http://www.opensimsim.net/


日本側ホスト・問い合わせ先

studio-L

〒530-0012
大阪市北区芝田2丁目8-15北梅田ビル51
TEL/FAX 06-4965-4717(代表) 
http://www.studio-l.org/
※その他、各都市でもBaSiC Initiativeなど魅力的なホストによってワークショップが運営されます。


協賛

サイボウズLive


協力

藤井 宏水
出野 紀子
水野 清香

OpenJapanホームページ